こんにちは、アラサー妻のもえです。
私は社会人三年目の時に、新卒で入社した会社から現在勤めている会社へ転職をしました。その時に大変お世話になったのが『転職エージェント』です。
当記事では転職エージェントと一緒に進めた私の転職体験談をレポートしていきたいと思います。
- そもそも転職エージェントって何?
- 転職エージェントの選び方がわからない
- 転職エージェントって有益なの?
- 実際に転職エージェントを使ってどうだった?

実際のやりとりメールも公開!転職エージェントのリアルをお伝えします!
転職エージェントとは
転職エージェントは、採用活動をしている企業と転職したい働き手を繋ぐ役割を持っています。
- 求人情報の紹介
- 職務経歴書・履歴書の添削
- 面接の日程調整、事前練習
- 内定後の条件交渉
基本的に転職活動者側は無料で、上記のようなサポートを受けることができます。

というのも、採用活動をしている企業側がエージェント側に仲介手数料を支払っており、エージェントはそこで利益をとっている図式になっているからです。

転職エージェントからしたら私たちは売り物…?!そう考えると無料で使い倒すことへの罪悪感がなくなります!
転職エージェントに登録する
転職エージェントの概要が分かったところで、まずは登録を進めていきましょう。
転職エージェントの選び方
転職エージェントは会社によってそれぞれ特色があります。大きく分けると下記の2種類です。
- 総合型:職種・業種など限定せずに幅広い求人を保有
- 特化型:職種・業種・年代など特定キャリアの求人を保有
総合型と特化型、両方のエージェントに登録して幅広い豊富な求人情報を得ましょう。
ただ、がむしゃらに数多く登録するとメール・電話の嵐となりかねないので、総合型・特化型それぞれから1~2社程度、多くても合計5社程度の登録に留めるのをお勧めします。
転職エージェントとの面談
転職エージェントの登録を進めるとすぐに電話かメールで連絡が来ます。
そこで初回面談の日程調整を行い、電話・対面等で面談を進めます。
- 職務経歴(どんな経験があるか)広い求人を保有
- 転職の希望内容(業種、職種、給与面など)
- いつまでに転職を決めたいか
このときに自分の希望を明確に伝えることが最も重要です!
私は自分の希望条件を満たしていなければ内定を頂いても受諾しません、と面談時点で強く伝えました。
転職エージェントからの情報提供・アドバイス
登録・初回面談まで終えたら、いよいよ転職エージェントとの転職活動がスタートします。
時系列に沿って、実際にやってくれたことをまとめていきます。
転職エージェントから求人情報を貰う
面談で話した希望内容を元に、転職エージェントが求人情報を選んで共有してくれます。
企業名・事業内容・募集職種・募集背景・勤務地・業務内容・応募要件(未経験歓迎、求められるスキル等)・給与条件・勤務時間・休日・待遇・福利厚生・選考内容(面接回数や筆記試験の有無等)
希望条件をすり合わせしながらしっかり吟味して、応募企業を決めていきましょう。

私は最初に10社、追加で3社紹介を受けて、応募したのは5社でした
転職エージェントの職務経歴書添削
面談後、求人情報を貰うとの同時並行で職務経歴書、履歴書のブラッシュアップも進めていきます。
- 知識のない人でも業務内容がわかるように丁寧に説明する
- 功績を数値化する(前年比〇%改善、〇円の利益創出等)
第三者かつ転職のプロである転職エージェントの添削はとても参考になりました。
添削済みの職務経歴書・履歴書はエージェントをから企業側へ提出します。この辺りのやり取りで私がやることは特にありません。
およそ1~2週間で書類選考の結果がエージェントを通じて届きます。

応募した5社のうち書類が通ったのは1社のみ…理由は全て【他候補者との比較によるもの】とのこと。募集要件が私には厳しいかな~と思っていたので、ある程度納得できる結果でした。
転職エージェントの面接対策

書類選考が通れば、次のステップは面接です。面接日程の調整はエージェントが全て行ってくれます。
私は希望日を4日程提示して、企業側と調整してもらいました。書類通過の連絡を受けてから3週間後に1次面接の日程が決まり、面接の準備をエージェントと一緒に進め始めました。
- 面接官の人数と役職
- 面接当日の流れ(予定される質問内容)
- 求める人物像
- 書類上で評価されているポイント
これを元に想定質問の回答を準備しました。
- 想定質問の回答に対する言い回し
- 先方の評価ポイントや過去の面接での傾向
⇒過去に同企業を受けた人の情報をエージェント社で蓄積しているので、実態に即したアドバイスをくれます。

面接終了後にすぐエージェントからアンケート依頼が来ました。内容は所要時間・担当者の雰囲気・質問内容と回答など…こうして会社ごとの情報をエージェント側で収集しているようです!
転職エージェントと行う内定後の条件交渉
面接の結果はエージェントから伝えられ、入社意向の確認をされます。
この時に必ず雇用契約書を確認して、自身の希望条件とすり合わせを行いましょう。
私は給与などの契約面で不満事項はなかったので、入社日の調整をお願いしました。
結局入社日の変更はできませんでしたが、こちらから企業側へ言い出しにくいこともエージェントを間に挟むことでだいぶ伝えやすくなります。
転職エージェントの賢い使い方
転職エージェントを上手に活用するポイントをまとめました。
- 非公開求人の情報を貰う
⇒転職サイトには載っていない、非公開求人を得られます。実際に私の内定先企業は中途でスペシャリストを取っていく方針なので、特定のエージェントにのみ求人を出していました。 - 職務経歴書の添削
⇒プロによる第三者目線の添削は非常に参考になります。紹介求人以外に応募するときにも、添削済みの職務経歴書が役立ちます。 - ”自分は価値ある商品だ”という考え方
⇒エージェントは企業側に人材を紹介して入社して初めて報酬を得ます。エージェントから見たら私たちは企業側に売り込みたい商品。相性が合わない・対応に不満があれば担当を変えてもらう、別のエージェントに登録するといった強気な態度で臨みましょう。

私はエージェントのお陰で満足な働き方に繋げることができました。転職活動を始める時はまず初めにエージェントへの登録をしましょう!