こんにちは、アラサー妻のもえです。
私は社会人三年目の時に、新卒で入社した会社から現職の会社へ転職しました。いわゆる第二新卒転職です。
残業たっぷり中小企業から定時退社大手ホワイト企業への転職を成功させた私の”転職成功3つのポイント”を、実際の転職活動の流れに沿ってお伝えしていきます。
- 第二新卒で転職したい人
- 転職したいと思ったけど何から始めたらいいかわからない人
- 転職に成功するか不安な人
- 2015年
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3月 4年制大学理系学部 卒業
4月 中小メーカーに総合職として入社 - 2017年
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3月 働き方・社風に嫌気がさして転職を決意
4月 転職サイト登録(2社)
5月 転職エージェント登録(2社)
8月 エージェントの紹介企業で内定とる
9月 新卒入社企業を退職
10月 転職先(大手小売流通業・総合職)に入社⇒年収据置で月間残業2h・有給取得率80%=ホワイトな働き方に転換成功!
『転職成功』の定義って何?
そもそも大切なのは何を『転職成功』と定義するかです。
例えば給料UP、やりがいUP、業種を変えたい…など人によって転職に求めるものは人によって様々。そこで当記事では
転職成功=現職より幸せに働けるようになること
として定義づけて、これを叶えるためのポイント・実際の進め方を解説します。
第二新卒 転職活動の進め方
私が実際に行った転職活動の流れに沿って、進め方を説明していきます。
転職先に求める条件を整理する
転職してどんな仕事・働き方をしたいのか、次の仕事に求める条件を整理することが重要です。
そのためにまずは現職で不満なこと・満足しているところを順位を付けながらまとめることから始めましょう。
現職を辞めたいと思ったきっかけ=自分にとって最も嫌なこと・譲れないポイントなので、それを念頭に入れながら不満・満足ランキングを作っていきましょう。
- 不満ポイント
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残業時間が多く休みが少ない、体育会系の社風、職種が限定的(製造職)、2~3年ごとに全国転勤の可能性あり(僻地)
- 満足ポイント
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業種(食品系・BtoB)、給与、福利厚生
このようにまとめた不満・満足ランキングに対して、どの程度なら許容できるのか、も併せて考えます。
例えば 不満ポイント①残業時間が多く休みが少ない⇒残業は0~10時間/月、年間休日は116日以上、のように数字で出せる部分は上限・下限を決めましょう。
あとは不満・満足ランキングと各項目の許容度を合わせて条件としてまとめていきます。このときも優先順位をつけることが大切です。
- 残業時間は0~10時間/月、年間休日116日以上
- 体育会系でなく、効率重視の働き方
- 業種は食品系、もしくは薬品・化学系
- 職種は研究(大学の専攻に近い)or購買(現職の経験)
- 給与は現職と同水準以上
- 勤務地は首都圏近郊希望、地方都市もぎりOK
- 福利厚生は給与とのバランスを見る
- 会社規模は大きいに越したことないが、知名度は不要
条件を絞りすぎでは?と感じるかもしれませんが、あくまで目的は『転職すること』ではなく『現職より幸せに働くこと』。妥協せずに自分の希望を出し尽くしましょう。
求人情報を集める
続いて重要なのが求人情報の収集です。前項で整理した条件を満たすような求人を探していきます。
求人情報を得る方法には2通りの方法があります。
- 転職サイト
⇒求人情報が集まっているサイト。気になる求人を自分で探してエントリーできる。 - 転職エージェント
⇒無料でアドバイザーがついて、キャリア相談・求人の紹介・選考のサポートをしてくれるサービス。転職サイトに載っていない非公開求人もある。
それぞれ得られる求人情報が違うので、サイトとエージェントは併用しましょう。
さらにサイト・エージェントの中でも総合型と特化型に大別され、総合型は職種・業種など限定せずに幅広い求人を扱い、特化型では職種・業種・年代など特定キャリアの求人を保有しています。
サイト・エージェント共に総合型・特化型両方に登録することで多くの種類の求人情報に出会えます。
私が登録したのはこちら↓
転職サイト2社、エージェント2社=合計4社に登録してみて、それぞれの取扱い求人の違いに驚きました。このことからもサイト・エージェントそれぞれ最低2社は登録することをお勧めします。
職務経歴書・面接の準備
転職サイト・エージェントの求人情報から、興味のある求人があったら早速応募してみましょう。その時に必要になるのが『職務経歴書』です。
職務経歴書は「応募先の企業が求めるスキルや経験」を応募者が持っているかどうか判断するための書類です。つまり「私は〇〇社でこのような経験を積みました。だから御社で役に立ちます」などのように「仕事を遂行する能力があります!」とアピールするためのツールになります。
Re就活HPより
反対に、履歴書というのは住所や学歴、趣味や特技などのような応募者の「人柄や基本情報」を見るためのものです。
この職務経歴書を元にまずは書類選考が行われます。書類選考に通れば面接(1~3回、企業によって差有)という流れです。
職務経歴書はこれまで行ってきた業務や経験・スキルをわかりやすく受ける企業に伝える必要があります。
また面接も新卒就活のときとは大きく異なり、自身が行ってきた業務の内容や実際に仕事で苦労した事など具体的なエピソードを質問されます。
現職でやってきたことを相手に伝えられるように、しっかりと事前準備をしましょう。
職務経歴書作成のコツや実際の面接で聞かれたこと、応答例など詳細は別記事で↓
※準備中
転職内定後にやるべきこと
選考を経て内定を貰えたらハイ安心!転職活動終了! ではありません。
内定時に企業側(もしくはエージェント)から貰える雇用契約書(労働条件通知書)をよく確認し、前項で決めた『転職先に求める条件』と合致しているかを一つずつ確認していきましょう。
書面交付時に明示が必須な項目としては以下の通りです。
【雇用契約書兼労働条件通知書の内容】
就業場所、従事する業務の内容、始業/終業時間、交代制のルール、所定労働時間を超える労働の有無、休憩時間・休日・休暇、賃金の決定・計算・支払方法・締切日/支払日、昇給に関する事項、退職に関する規定
企業の就業条件概要が全て網羅されています。私の内定先は上記以外に想定年収・指定入社日の記載がありました。
この雇用契約書の内容と前項で決めた『転職先に求める条件』を必ず比較しましょう。
- 残業時間は0~10時間/月、年間休日116日以上
⇒◎:想定残業は10時間/月、年間休日118日 - 体育会系でなく、効率重視の働き方
⇒◎:面接の雰囲気から効率的・論理的な人が多い社風だとわかった - 業種は食品系、もしくは薬品・化学系
⇒○:食品メインの小売、メーカーではないがPBを作っている - 職種は研究(大学の専攻に近い)or購買(現職の経験)
⇒◎:現職と年収は同額、昇給スピードが現職より早い - 給与は現職と同水準以上
⇒◎:現職と年収は同額、昇給スピードが現職より早い - 勤務地は首都圏近郊希望、地方都市もぎりOK
⇒○:総合職入社なので転勤有。ただ職種的に東京本社勤務であることを面接で確認済み - 福利厚生は給与とのバランスを見る
⇒△:家賃補助が現職より少ないので、年収が同額であることを加味すると実質手取りが減る - 会社規模は大きいに越したことないが、知名度は不要
⇒◎:一部上場の大手企業
内定を貰った時の状況を見てみると福利厚生以外は◎or〇、という結果になりました。唯一△の福利厚生については家賃補助が少ないのがネックでしたが、昇給率が高いことを加味して今後取り返せるだろうと考えました。
第二新卒 転職の成功ポイント
こうして私は希望に合った条件、かつ安定した大手企業へ転職することができました。入社から4年経った今も業務内容・給与・働き方に満足し、自分に合った働き方ができています。
- 仕事に求める条件を明確にする
- 転職サイト・エージェントを活用した情報収集
- 内定後に①の条件とマッチしているかよく考える
この3つのポイントを押さえれば後悔のない、転職=転職成功の未来が見えてきます。転職にまつわる関連記事を今後も上げていく予定なので乞うご期待ください♪
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