物が散乱しがちなリビングダイニング。
我が家ではすっきりしたリビングダイニングにするために、扉なしのクローゼットスペースを作りました。
脱いだコートをかけたり、カバンを置いたり、娘の服を片付けたり…
作ってよかった!と感じているリビングのクローゼットコーナーについて、詳しく紹介します。
リビングの扉なしクローゼットの間取りと仕様
約19畳のLDKに作った、扉なしクローゼットの仕様はこんな感じ。
- 和室リビング横、ダイニング側からは見えない死角の位置
- 大きさは1畳分(開口幅168cm)
- 枕棚とハンガーポールあり
- コンセントとLANコンセントあり
詳しく紹介していきます。
和室リビング横だけどフローリング
和室リビングのすぐ横ですが、クローゼット部分だけはフローリングにしました。
将来ピアノを置くかもしれないからフローリングにしたよ!
ここだけフローリングだと変に見えるかな?と、不安でしたが意外と大丈夫!
フローリングと和室の間の見切り材を、フローリングと近い色の木にしてもらったので、違和感なく馴染んでいます。
畳リビングの仕様や暮らしていて感じたメリットデメリットはこの記事にまとめています。
ダイニング側からは死角になる位置
ダイニング側からの景色はこんな感じ。
壁があるので、クローゼット内は見えない位置なので、モノをたくさん置いてもスッキリ感を保てます。
ハンガーポールと枕棚だけつけた
扉はありませんが、ハンガーポールと枕棚だけつけてもらいました。
枕棚は高さ170cm、ハンガーポールは高さ160cmに設置しています。
ハンガーポールは枕棚から吊るす形で、中央で2手に分かれています。
コンセントとLANコンセントを作った
枕棚にWi-Fiルーターを置くことを想定して、上部奥にコンセント(4口)とLANコンセントを作りました。
ルーターだけでも最低2口コンセントが必要だったので、余裕をもって4口作ったよ!
さらにPCやiPadなどの充電ポートも、クローゼット内に作る想定だったので2口コンセントも作りました。
ただ、このコンセントについては後悔もあり…
詳しくは後半にまとめています。
扉なしクローゼットの収納実例
このクローゼットに収納しているものを場所別に紹介します。
ハンガーポール|帰宅後のコートを収納
使用頻度の高いコートを、大人用も子供用も一緒に吊り下げています。
私はミニマリストではないので(汗)、もっとたくさんコートを持っていますが、2階の寝室のクローゼットに置いて必要に応じて取りに行く運用にしています。
このスペースにあるコートはこれだけ。
- 夫のマウンテンパーカー(通勤時にも使用)
- 私のマウンテンパーカー
- 私の防寒用コート(カジュアルで公園にも着ていけるモノ)
- 娘の上着数着
一番嵩張る冬場でもこの程度なので、夏はもっとコンパクトになります。
帰宅後すぐに片付けられる位置だから、上着が放置されてイライラ…を防げる!
来客時には予備のハンガーを使って、お客さんの上着をかけられるのも便利です。
枕棚|カバンや子供用品とWi-fiルーターをボックスにいれて収納
枕棚には、無印良品のやわらかポリエチレンボックスを並べています。
中身は日常使いのカバンや娘の保育園に持っていく記名済みのおむつなど。
同じボックスで揃えたことで、すっきりとしています。
Wi-Fiルーターもファイルボックスに入れて、ごちゃっとしないようにしています。
ポール下|無印良品シェルフに毎日使うものを収納
クローゼットの足元部分には、無印良品のスタッキングシェルフを置いています。
スタッキングシェルフの中身は主にこんな感じ。
- 娘の服、抱っこ紐
- 保育園用の荷物
- 親のパジャマと下着
娘の服と親のパジャマ類をリビングに片付けられると、洗濯動線が楽チンです。
我が家の洗濯→乾燥→畳んで→収納までの流れはこの記事に詳しくまとめています。
娘が成長するにつれて、リビングに置きたいものは増える一方。
無印良品のスタッキングシェルフはマスの数を自分で増減できるので、必要に応じて追加購入しています。
シェルフ上|充電ポートを設置
よく使うパソコンやiPadを充電しながら置けるように、充電ポートを作りました。
充電ポートと言っても作りはとてもシンプル!
延長コードをシェルフまで伸ばして、各充電器をさしたタップは無印良品のケースに収納、ケースの持ち手からコードを取り出しました。
持ち手からコードが出せる&別売り蓋で埃除けもできる!
PCやiPadはスタンドに立てて収納することで、サッと取り出せる&充電もしやすいです。
扉なしクローゼットをすっきり見せるコツ
扉のないクローゼットで気になるのが「生活感がでないか」「ごちゃごちゃしないか」ですよね。
すっきり見せるために私が取り入れたポイントをまとめました。
ハンガーを統一
洋服をかけるハンガーは、大人用・子ども用ともにmawaシリーズで揃えました。
コンパクトなハンガーなので嵩張らないだけでなく、統一感があってすっきり見えます。
掛けた服がずれ落ちにくいのも助かります。
大人用はエコノミック36P(幅36cmタイプ)を使っています。
夫のLサイズ、私のMサイズの服の両方に使える便利なサイズです。
娘の服用にはエコノミック25Pを使っています。
80cmのベビー服もずり落ちることなく、安心感があります。
収納グッズを統一
枕棚の上やシェルフ内は無印良品のボックスを使って収納しています。
同じものを並べるだけで、ぱっと見のスッキリ感が変わります。
扉なしクローゼットの後悔ポイント
収納力抜群でお気に入りの扉なしクローゼットですが、後悔ポイントが2つあります。
どちらも対策できた事なので、マイホーム計画中の方は注意してもらいたいです。
ハンガーポールの位置が低い
ハンガーポールは特に高さを指定しなかったので、標準的な高さ160cmの位置についています。
使いやすい高さではあるのですが、コートをかけると意外と低い位置までコートが来てしまい、足元のシェルフ収納に干渉しがちです。
私は身長164cm・夫は178cmなので、もう10cm高くしても問題なかったな~もっと収納スペース増やせたな~と残念に感じています。
計画中はポールの高さまで気が回りませんでした!
収納内のコンセントの位置
収納内に充電ポートを作るのを加味して、高い位置にコンセントを作ってもらいましたが、手前に作ったせいで奥側までコードを這わせなければいけなくなりました。
配線カバーでどうにかすっきり見せていますが、このコンセントが奥側にあればもっとすっきりしたな~と後悔しています。
使っている場面を想像して、細かく位置指定するべきでした!
扉のないクローゼットがリビングにあると便利!
扉のないクローゼット、家が完成するまで仕上がりが不安でしたが、とても便利で気に入っています!
- Wi-Fiルーター
- 帰宅後のコート
- 毎日使うカバン類
- オムツや服などの子供用品
- PCやiPadの充電ポート
こういった、使用頻度の高いものがリビング内で定位置化していることで、出しっぱなしを防げてリビングダイニング全体が常に片付いた状態を保てています。
扉が無いことで開け閉めの手間がかからないのも嬉しいポイントです。
この記事がマイホームの収納計画に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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