マイホームのおしゃれさを左右する重要なポイント、照明。
電気配線の打合せは序盤なので考えがまとまらなかったり、完成後のイメージが沸かずハウスメーカーにお任せ!となりがちです。
しかし、生活の利便性や、空間の雰囲気づくりに照明はとっても大切。
今回は我が家の照明計画のこだわりポイントや、後悔ポイントを紹介します。
この記事が照明計画に悩んでいる人の参考になると嬉しいです。
- 照明計画に悩んでいる人
- おしゃれで便利な照明が知りたい人
- 増額せずにおしゃれな照明にしたい人
間取りのこだわりポイントまとめはこちら
照明のこだわりポイント
2階建て延床30坪・3LDKの我が家。
照明こだわりポイントをエリア別に紹介します。
ダイニングキッチンはダウンライトですっきり
ダイニングとキッチンはダウンライトのみ。
ダイニングテーブル上にペンダントを吊るすか迷いましたが、視線の抜け感を優先してダウンライトにしました。
結果、白を基調としたシンプルな内装が引き立ってとても気に入っています。
ダウンライトの数・位置・色
ダウンライトにする!と決めた後も数・位置・色をどうするかとても迷いました。
結果我が家はこの通りに決めました。
- キッチンに2灯×2=4灯、ダイニングは中心4灯+壁際2灯
- 色はキッチンが温白色、ダイニングは調光・調色機能付き
★照明位置
位置はこの図面の通り。
約14畳のダイニングキッチン空間、明るさは十分ですし、シーンに合わせた調整ができていい感じです。
特にダイニング壁際の2灯がいい仕事をしていて、お気に入りの時計と壁に当たった光の雰囲気が大好きな空間になりました。
照明色も悩んだポイントですが、料理の色が見やすい+ほどよい温かみを求めてキッチンは温白色にしました。
ダイニングは将来娘がテーブルで勉強するかもしれない&普段は落ち着いた空間にしたいということで、調光・調色機能つきのダウンライトにしました。
リモコンで簡単に選べて、シーン設定もできるのでその日の気分で色・明るさを調整できて便利です。
我が家では基本的に温白色、夜のんびり過ごしたいときは電球色に切り替えて過ごしています。
- 広い壁を照らす壁際ダウンライトがおすすめ
- 迷ったら調光・調色機能付きダウンライトが便利
和室リビングはおしゃれなシーリングライト
和室リビングは寝ころんだ時にまぶしくないように、ダウンライトではなく天井を照らせるシーリングライトにしました。
このシーリングライトは調光・調色だけでなく、①下と天井②下だけ③天井だけ、と照らす場所を切り替えられる優れものです。
天井(ライトの上側)のみを照らすモードでは、月食のような光の輪が天井に映し出されます。
夜、寝る前に周りの電気を全て消して、この光の輪の中でヨガをする時間は至高です。
リビングで寝転がるなら眩しくないシーリングライトがおすすめ!
吹き抜け玄関はスポットライトで開放感UP
玄関の吹き抜けにはスポットライトを2つ、上下照らす形でつけました。
使っているのはこのスポットライト、床から2mで設置しています。
天井まで続く大きな壁面を照らして、天井高と開放感を際立たせてくれます。
1階玄関の人感センサーで灯るので、家に入ったときにふわりと光ってホッとします。
また、このスポットライトだけで、2畳の吹き抜け玄関・階段・1階2階廊下を照らしてくれます。
なので階段・廊下の電気をつけることはほぼありません。
スタイリッシュなデザインで、吹き抜け全体を一気におしゃれにしてくれました。
吹き抜けはスポットライトで壁を照らすとおしゃれ!
トイレのペンダントライトは角を照らしておしゃれに
トイレは1階・2階ともにペンダントライトにしました。
1階は少しスタイリッシュな雰囲気のもの、2階は壁紙に合わせて可愛らしい丸い電球のものです。
どちらも部屋の中心ではなく、壁から150mmの角に設置しました。
トイレは全体を隈なく照らす必要がなく、ある程度の明るさがあればOKです。
実際の明るさに近い写真がこちら↓(画角が狭く全体が入ってないですが…)
角につけたペンダントライトによって空間に陰影ができて、簡単にトイレがオシャレ空間になりました。
暗くなりすぎたらどうしよう?と思っていましたが、1階の1畳トイレ・2階の0.75畳トイレともに十分な明るさを取れています。
1畳以下のトイレなら30wのペンダントライトで十分明るい!
照明計画の後悔ポイント
こだわりを詰め込んだ照明計画ですが、完成してから気が付いた後悔ポイントが3つあります。
事前にわかってたら対応できたことばかり…
マイホーム計画中の方は参考にしてください!
ダウンライトの位置が揃っていない
キッチン奥のダウンライトのラインが他とずれているのが残念ポイント。
手前の6灯がきれいに揃っている分、気になります。
これは施工ミスではなく、図面の段階からこの配置です。
とはいえパントリーを照らすために、奥2灯の間隔を広げる必要があったでしょう…
でもやはり揃えた方が空間のスッキリ感が増したと思うので、どうにか方法を考えればよかったと後悔しています。
ダウンライトの縦横ラインはできるだけ揃えよう!
トイレの換気口と照明の位置
トイレにペンダントライトを採用したのは良かったのですが、入り口から見たときに換気口と被っているのが残念でした。
本当はトイレ奥の天井にペンダントを吊るしたかったのですが、階段下であることから叶わず…
換気口の位置を指定しなかったので、がっつり被りました。
機能的には全く問題ないですが、こだわった照明だけに残念度が高いです。
換気口を足元に持ってくればよかった…と後悔しています。
照明だけでなく他の器具(換気口や火災報知器等)との兼ね合いも確認する
シーリングライトの値段が高すぎた
おしゃれで高機能な和室リビングのアートワークススタジオのシーリングライト、とても気に入っていますが結構値が張りました…
マイホームハイになっていてポンと買ってしまいましたが、外構費や登記費用など後からどんどんお金がかかったので、もう少し手ごろなものを探せば良かった…と後悔しています。
例えばインテリア照明専門店BeauBelle で見つけたこのシーリングライト、機能的には私が購入したもの同じです。
しかしお値段は半額以下…もっと早く見つけていたら、減額ポイントになったなと後悔しています。
照明器具は色んなショップを探して吟味する
BeauBelleでは、ペンダントライトやデスクライトなど、シンプルでおしゃれな照明器具をたくさん販売しています。
値段も手ごろなので、マイホーム作りで照明にお悩みの方はぜひ一度見てほしいショップです。
照明計画のこだわりと後悔ポイントまとめ
新築戸建ての我が家の照明計画。
4つのこだわりポイントはこちら。
- ダイニングキッチンはダウンライトですっきり!
- 和室リビングに高機能シーリングライトを採用
- 吹き抜け玄関はスポットライトで開放感を演出
- トイレはペンダントライトを角に付けて陰影をつくる
どの部分も狙い通り、素敵な空間になりました。
ただ後悔してい部分もあります。
私の失敗から学んだ、照明計画の教訓はこちら!
- ダウンライトは縦横ラインを揃える
- 照明器具以外の設備の位置を図面で確認する
- 照明器具は色んなショップで探して吟味する
家の雰囲気を大きく変える照明計画、この記事がマイホーム作り中の方の参考になれば嬉しいです。