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もえひろ夫婦
神奈川県に住むアラサー共働き夫婦。
1歳の娘とフクロモモンガ4匹と暮らしています。
"シンプル楽ちん暮らし"をモットーに、生活の知恵や愛用品を発信しています。
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マイホーム購入のきっかけとタイミング|理想の土地・家を買うコツ

2025 7/30
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家づくり・インテリア
2023-04-232025-07-30

私たち夫婦は、2023年1月に新築戸建て住宅を『売建』という方法で購入しました。

マイホーム購入を決意するのにかかった年月は2年以上。

その間も沢山調べて、沢山悩みました。

そんな私たちが買おう!と思えたきっかけ、購入までの経緯をまとめていきます。

この記事はこんな人にオススメ
  • マイホーム探しをしている人
  • マイホーム購入のタイミングに悩んでいる人
  • マイホーム購入を迷っている人
目次

マイホーム探しを始めたのは結婚から半年後

私たちは結婚後、夫の会社の借上げ社宅で一緒に住み始めました。

すっきりキッチン
ちょいレトロなキッチン

3DKのマンションに格安な家賃で住めることはとてもありがたかったのですが、やはり築古感や少々使いにくい間取りに不満がありました。

いつまでこの家に住もうか…

なんとなく、35歳になる(結婚から5年後)までにはマイホームほしいな…

そんな漠然としたイメージを持っていました。

建売・注文住宅、どちらも候補に入れて家探し

将来的に子供が生まれたら戸建てが良いな…と思っていたので、建売や注文住宅について情報収集しつつ、見学会などに赴きました。

ちなみに中古住宅は最初から候補外にしていました。

理由は住宅ローン控除が少ないこと、せっかくなら新築に住みたいという気持ちが強かったからです。

建売を見学(約20軒)

チラシが入ってきた近隣の建売や、オー〇ンハ〇スで紹介してもらった建売住宅などを見学に行きました。

そこで感じたのは、1フロアがLDK+1部屋の間取りばかり&不要な仕様が多い!ということ。

部屋数よりも開放感のある広いLDKが欲しい!
不要な物はつけずに欲しいものだけ取り入れたい!

私たち夫婦には建売は合わない、と判断しました。

※ここで小話…
オー〇ンハ〇スは営業電話がすごかったので、よほど真剣に家探しをしている人以外は登録をお勧めしません…
見学時もなかなか帰してもらえず、希望エリア外まで連れていかれて疲労困憊でした…(担当によるのかな?)

注文展示場を見学(3社)

ならば注文住宅か!と、近くの住宅展示場に行き、ハウスメーカー3社に話を聞きました。

さすがの住宅展示場、おしゃれでハイスペックな家が立ち並んでいて心は弾みましたが、いずれの会社でも私たちの予算感だとギリギリ=土地を妥協しなければならないことが分かりました。

土地の妥協は極力したくない…

決心がつかず、本格的な土地探し・ハウスメーカー選定までは進めませんでした。

地元工務店で『売建』という方法との出会い

その頃、近所の工務店から完成物件披露会の案内チラシが入りました。

家から徒歩1分ほどのところにある見学物件、夫婦でふらりと見に行ったときに出会った営業さんに教えてもらったのが”売建”という方法でした。

売建とは土地の売買の後で建物を建てる=「建築条件付き土地」の上に建てること
施工会社が特定されているため、工法などはその施工会社の得意なものに限定される場合もある

自分好みの家にする=注文住宅のイメージが無かった私たちには、新たな発見でした。

見学した完成物件の大きさ・仕様・場所は私たちの希望に近かったので、より詳しく話を聞いてみました。

  • 土地+建物の値段が予算に合う
  • 近隣エリアの土地探しに強い

ということが分かり、より一層興味がわきました。

しかし、懸念材料もありました。

  • 間取りや仕様など、どれほど自由が利くのかわからない
  • 昔ながらの工務店なので、おしゃれな家が作れるのかわからない

間取りや仕様に関しては、営業さんに詳細を確認し、思ったよりも自由度が高いことが分かりました。

おしゃれな家が建つか、についてはいくつか完成物件を見に行く中で及第点は取れる、あとは自分の仕様選択でどうにかなりそう!と思えました。

超おしゃれハウスではないけど、住みやすい家ができそう!

こうして私たちは地元工務店で家を建てることを決めました。

結果、大満足の仕上がりに!売建住宅でできた仕様まとめ

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100点満点の土地に出会えない…

そこからは新しい土地情報が出るたびに営業さんから連絡を貰い、見学…を繰り返しました。

しかし『前面道路が狭い』『周辺環境が賑やかすぎる』『日当たりが心配』…など、なかなか満足できる土地には出会えませんでした。

また当時はまだ子供を作るかも迷っており、子供がいない生活=マンションでもいいのでは?と新たな悩みが発生しました。

家探し停滞期のスタートです。

妊娠・出産のタイミングで家探しリスタート!

家探しが停滞するさなか、第一子の妊娠が分かりました。

妊娠後はつわり・貧血と体調不良の時期が続き、マイホームのことまで気が回らない日々が続きましたが、出産から2カ月ほど経つと体の調子も戻り、家探しスイッチが入りました。

家探しスイッチが急に入った理由は二つあります。

マンションの選択肢がなくなった

元々子供がいないなら、マンションもありだと考えていた私たち。

娘の誕生で戸建てにしよう!と決心が固まりました。

子供=戸建ての理由
  • 騒音など気にせずにのびのび暮らしたい
  • LDK18畳以上欲しかった(マンションではなかなかない広さ)
  • 車も購入したかった(駐車場問題)

さらに復職後は今以上に時間がなくなることも予想できます。

妻の産休・育休中に住処を固めたかった

産休・育休後は娘には保育園に入ってもらう予定です。

ただでさえ苦労すると噂される保活。

引っ越しで保活やり直しor遠くまで通園は避けたいと考えていました。

今も育児で忙しいけれど、少しでも余裕のあるうちに大きな決断は下してしまいたい!

こうして産休・育休中=産後1年半以内(2024年4月まで)のマイホーム購入を目指しました。

家探し再開から2ヶ月で運命の土地と出会った!

とはいえ生まれたばかりの娘を連れまわして、色々な土地や物件を見に行くパワーはありませんでした。

SUUMOで土地情報を調べてもピンとくる土地には出会えず、どうしたものか…と悩みながら日々は過ぎていきました。

地元工務店のモデルルーム見学会で営業さんと再会

そんなとき、地元工務店からモデルルーム見学会のチラシが入ってきました。

娘を連れて散歩がてら向かうと、そこには久しぶりに会う営業さんの姿が。

娘が産まれまして、また家探し始めたいです!

そんな話をしながらモデルルーム見学を進めていきました。

そのモデルルームも土地・建物ともに素敵でしたが、既に先約が入っているとのこと。

また土地情報有ったら連絡くださいね~とその日は営業さんと別れました。

運命の土地と出会う!でも予算オーバー

そこから数日後、営業さんから1本の電話が。

『モデルルームの隣の土地を売り出します!今なら間取り・仕様も自由に選べます』

モデルルームは駅前の一等地、広さ・日当たり・周りの雰囲気も申し分なし、朗報だと思いました。

しかしネックとなったのがその金額。

建物込みの値段でおよそ1000万円ほど予算オーバーしていました。

これまでたくさんの土地・住宅を見てきた中で、当初の予算では希望通りの家は建たないことを薄々感じていた私たちは、新たに予算設定のやり直しを行いました。

その時に加味したのがこの2つ。

  • 親からの援助
  • 妻の働き方の再考

改めて両家両親に住宅購入の話をしたところ、資金援助いただけることが分かったので、その分を予算に上乗せすることができました。

また、妻の収入はまったく加味せずに予算立てしていたので、育休後もまとまった期間働くことを決意し、1000万の不足は補填できるだろうと考えました。

自分の希望を叶えるためなら仕事も頑張れます!!!

家・土地探しで大切な3つのポイント

紆余曲折有りながらも希望通りの土地・メーカーに出会って契約できた私たち。

経験則になりますが、私たちなりに感じた家・土地探し成功のポイントを3つお伝えします。

①自分たちの条件を明確にする

マイホーム探しは選択の連続です。

マンションにするか戸建てにするか、新築か中古か、広さはどのくらいか、どんな間取りが良いか…

こういった求める条件をしっかり整理して、家族間ですり合わせておくのが重要です。

とはいえ100%希望通りの物件に出会うのは至難の業。

条件をまとめるときには、必須条件と希望条件(場合によっては妥協できること)の2つに分けて考えるのをおすすめします。

②家族計画・今後の働き方を踏まえて予算を立てる

なにはともあれ必要なのがお金。

条件が満たされる物件でも、自分たちの支払い能力を超えてしまっては、ローン地獄の始まりです。

ちなみにもともと借金などなく、一般企業に勤めている場合、銀行の融資可能金額は思ったより大きくなります。

しかし借りられる金額MAXを借りてしまうと、生活はカツカツ、旅行なんてもうできない!という事態もあり得ます。

予算を立てる時には借りられる金額ではなく、自分たちの人生全体を見通して払える金額で考えるようにしましょう。

住宅販売業者は簡単に『お二人の年収なら○○万円まで借りて購入できますよ~』と言ってきます。私たちも9000万円まで行ける!と勧められて苦笑いしましたw

③アンテナを張り続ける、すぐ動ける体制作り

運命の物件に出会うのには、意外と時間がかかります。しかも見学・セールストークに付き合い続けるのは体力・時間・根気がなかなか必要。

私たちも途中疲れて、物件探しをお休みした時期もあります。

私たちが購入した土地は1年前にはまだ売り出されていなかったもの。つまりどれだけ物件探しを頑張っても、出会えるわけがなかったんです。

土地も家も流動的で、その時々で売り出されるものは変わります。そして良い土地は売り出された瞬間、他の人にとられてしまいます。

条件・予算を明確にしてからは細く長く、運命の物件に出会えるまでアンテナを張って情報収集に努めましょう。

少しでもピンとくる物件に出会ったらすぐに見学、これだ1と思ったら即購入に向けて動きましょう。

そのためにも条件と予算は明確にしておくのが大切です。

住宅購入のタイミング・きっかけと重要なポイント

私たちマイホーム遍歴をまとめるとこの通り。

フェーズ
家探しスタート(2020年11月)

結婚半年後からゆるく家探しスタート

戸建てなら間取りの自由な注文住宅がよさそうだと判断

フェーズ
地元工務店による売建住宅と出会う(2020年12月)

注文住宅のデメリット:価格を解決する手段として

半注文住宅のような扱いの売建住宅に惹かれるが、良い土地と出会えず家探しが頓挫する

フェーズ
妊娠・出産を機にマイホーム熱再燃(2022年10月)

子供との暮らしは絶対に戸建てが良かった&妻育休中に購入して保育園を新居の近くで決めたかったので、家探しに再び力が入る。

フェーズ
理想の土地に出会うが予算オーバー(2022年12月)

地元工務店の営業さんと再会し、自分たちの希望にマッチした土地を紹介してもらう。

しかし当初の予算から1000万オーバー、1週間ほど悩む

フェーズ
お金の目途を立てて購入決定!(2023年1月)

親からの援助&ライフプランを見直し(妻の今後の働き方を再考)によって、オーバー予算をカバーできることに。

満を持して購入を決意する!

家探しスタートから2年3ヶ月で私たちはマイホーム購入を決定しました。

この記事がマイホームを探し始めた人、思い通りの物件に出会えず悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。

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もえひろ
アラサー/共働き/ワーママ/神奈川在住
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