「シンプルらくちん暮らし」をテーマに発信中、もえひろぐ管理人のもえです。
私たちは2023年6月に、地元工務店で売建住宅(建築条件付き土地)という方法で家を建てました。
売建住宅は価格が抑えられるというメリットの反面、仕様やオプションに制限があるというデメリットがあります。
実際私たちもやりたかった仕様の一部を断られました。
この記事では
- 売建住宅で採用できなかった仕様・オプション
- 代わりに決めた仕様・オプション
を紹介します。
売建住宅の自由度が気になる人にぜひ読んでほしいです!
逆に、売建住宅でこんなことができた!というポイントを別記事でまとめているので、あわせてご覧ください。
売建住宅でできなかったこと・代案
私たちが建てた工務店で出来なかった仕様・オプションと、その代わりに採用したプランを紹介します。
✕無垢フローリング→〇挽き板フローリング
木の温かみを感じられる無垢材フローリングを採用したかったのですが、「施工性が悪い」と断られました。
無垢材フローリングは特性上、不均一で品質にばらつきがあります。
不慣れな大工さんだと扱いが難しく、住んでからの不具合(反り・きしみ等)がでやすいとのことでした。
代わりに表面に無垢材を貼り付けた「挽き板フローリング」を提案いただき、採用しました。
苦手な作業を無理にお願いするよりも、工務店の実績がありオススメしてくれるものが安心です。
挽き板フローリングは無垢フローリングよりもコストが抑えられて、質感も十分素敵なので満足しています。
✕外壁を塗り壁→〇質感の良いサイディング
和モダンな外観に憧れて、外壁を塗り壁にしたいとお願いしましたが、こちらもあまり得意な施工ではないと断られました。
代わりに塗り壁のような雰囲気のサイディング材を紹介されました。
それがケイミューのエルデフラット14です。
私たちはラントブラックというカラーを縦方向に貼りました。
名前はブラックですが、ダークグレーに近く、近くで見ると少しブルーも混ざったおしゃれなカラーです。
本物の塗り壁とは質感の差は歴然ですが、メンテナンス性がよく、価格も抑えられたので満足です。
✕窓枠のクロス巻き込み→〇白の窓枠
窓枠にクロスを巻きこんですっきり見せる「クロス巻き込み」もやりたかったのですが、クロスが痛みやすく、あっという間に角から削れるからおすすめしないとのこと。
悩みましたが、長く住む家がすぐボロボロになってしまうのは嫌だな…と思い、普通の白い窓枠にしました。
きっとクロス巻き込みにしていたらよりスタイリッシュな空間になっていただろう、と思いますが見慣れてしまえば普通の窓枠でも全然OKです。
✕床埋め込みコンセント→〇周りのコンセント数増設
ダイニングテーブルの近くの床にコンセントを埋め込んでホットプレートやPC作業で使いたいと思いましたが、保証の兼ね合いでNGでした。
Panasonicホームページより
代わりにダイニングのコンセント数を増やしてもらいました。
ただ、テーブルとの距離があるので延長コードは必須です。
なんとかなっていますが不便ではあるので、床埋め込みコンセントを対応してくれる工務店がうらやましいです。
テーブルの位置を動かしやすいという意味では便利だけどね…
諦めが肝心!無理なお願いは後悔の元
ハウスメーカー・工務店によって、得意な施工・仕様があります。
できないことを絶対やってほしい!と、無理を通すよりほどほどに妥協して及第点を目指すのが大事です。
100点満点の家づくりなんて無理ですからね…
どうしてもやりたい仕様・間取りがある人は、契約前に「こんなことできますか?」と必ず確認しましょう。
納得できないならばハウスメーカー探しを一から始めるのをおすすめします。
例えば「タウンライフ注文住宅」なら、希望条件や予算・エリアをフォームに入力するだけで、見積もりや間取りのプランを複数メーカーから貰えるので、妥協せずに家づくりができますよ!
この記事が、売建住宅や建築条件付き土地でのマイホーム購入について、悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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