
LIXILの最高級キッチン、リシェルsi。「収納力が高いのは知っているけれど、どこに何を、どんなサイズで入れたらいいか分からない」と悩んでいませんか?
特に「らくパッと収納」のような特殊な引き出しは、ぴったりサイズがない!と探している方も多いはずです。
この記事では、実際にリシェルsi(幅255cm・ペニンシュラ)を使っている我が家が、キッチン本体の全8か所の引き出し内寸を完全公開し、さらにコンロ下・シンク下など場所別に、シンデレラフィットした収納グッズと活用術を写真付きで詳しくご紹介します。
また、リシェルsiの導入で迷っている方はぜひ、【1年使って分かった!リシェルのおすすめオプションまとめ】をご覧ください。

キッチンの反対、リビング側の収納サイズはこの記事にまとめています。
リシェルsi|引き出し収納のサイズ

わがやのリシェルsiのサイズ・仕様をまとめました。
- ペニンシュラI型
- サイズは97cm×255cm
- シンク下にらくパッと収納
- 食洗器はミーレ幅45cmタイプ
キッチン本体には、8か所の引出し収納があります。

正面からの図とサイズをまとめました。

\”詳細”をクリックで引き出しの中身が見れる!/
ここからは各引き出しの中身を詳しく紹介します。
①【幅9cm】コンロ横:調味料・スパイスの「立てる」収納実例

コンロの左手にある、小さな引き出しにはスパイス類を収納しています。コンロのすぐ横なので、調理中にサッと取り出せてとても便利。
S&BやGABANのスパイスを2列で入れるとぴったりなサイズ感です。

片栗粉の詰め替えにはカインズの保存容器を使っています。
コンロ横にシンデレラフィットするのと、片手で開け閉めできるがお気に入りポイントです。
②【幅14.5cm】コンロ横:使用頻度の高いキッチンツール収納

コンロの右側にある引出しには、使用頻度の高い菜箸やお玉、計量スプーンなどを収納しています。
KEYUCAの8×24cmのボックスを縦に2つ並べると奥行きまでぴったり!それぞれお玉・ピーラーなどを種類別に収納しています。
菜箸・ヘラをいれているボックスは8×32㎝で、STANDARD PRODUCTSのものです。公式サイトで見つけられなかったので、2025年現在は廃盤かもしれません…。
③【幅62cm】コンロ下:使用頻度の高い鍋・フライパン収納

コンロ下には使用頻度の高い鍋やフライパンを収納しています。

使っているのはCAINZのSkittoシリーズ、組み合わせると奥行きがピッタリ42cm!S~Lサイズとスリムロングを使っています。
我が家の使用例
| サイズcm (幅×奥行×高さ) | 商品名 (購入ページ) | |
|---|---|---|
| ブレンダー | 14×28.2×15.2 | Lサイズ |
| フライパン | 7×28.2×15.2 | スリムロング |
| ミルクパン | 14×14.2×15.2 | Sサイズ |
| 鍋 | 14×21.2×15.2 | Mサイズ |

Skittoシリーズには連結用のクリップ(?)が付属されているので、引き出しの開閉時にズレることなくしっかり固定できます。

立てる収納にぴったりなのが、取っ手の取れるフライパン・鍋セット。サーモスのセットがぴったりなサイズ感で、焦げ付きにくく長持ちするので、コスパ抜群です。
④【幅14.5cm】コンロ下:高さのある油・ボトル調味料収納

この引き出しは、コンロ周りで使用する高さのあるボトル類を入れるのにぴったりです。コンロの近くなので使い勝手も抜群。重い調味料を入れても、リシェルsiのレールならスムーズに引き出せます。。

油汚れ防止&滑り止めのためにニトリのシートを敷いています。ハサミで切ってサイズ調整できるので、小さな引き出しにも使えます。
⑤コンロ下足元:ホットプレート・季節の鍋の収納実例

コンロ下の足元収納にはホットプレートや鍋料理用のステンレス鍋をいれています。
この引出しはかがむ必要があるため、少し取り出しにくい場所です。そのため、使用頻度の低い季節モノや、時々使う調理器具を収納するのにぴったりです。
⑥コンロ下足元:高さがある缶詰・保存食のストック収納

こちらも足元収納ですが、深さ(高さ21cm)があるため、トマト缶やフルーツ缶などの大きめの缶詰も立てて収納できるのが大きなメリットです。奥には瓶詰類も並べて収納しています。

缶詰を「立てて収納」することで、何がどこにあるか一目でわかり、賞味期限の管理もしやすくなります。
⑦【幅92cm】シンク下:リシェルsiのらくパッと収納サイズと活用実例

リシェルsiにのみ、つけられる収納オプション:「らくパッと収納」を採用しました。
らくパッと収納は、手前のポケット、上段のシェルフ、下段のストッカーが組み合わさることで、体感で1.5倍の収納力になります。LIXILのテコの原理を使ったこの機構は、重いものを入れても「軽い力で奥まで引き出せる」のが最大の魅力です。
パーツごとに収納内容を紹介しますね。
上段シェルフ:【内寸高さ12.5cm】掃除グッズ、バット、使用頻度の高い調理器具

一番取り出しやすい上段のシェルフには、使用頻度の高い排水溝ネット、食洗器用の洗剤、バット類を収納しています。

上段シェルフは高さ21cmまでしか入らないので、ミニボウルやバットなど高さの低いものをいれています。
手前ポケット:【最強の動線】ラップ、包丁、まな板など調理グッズ

らくパッと収納の備え付け仕切りが、使いやすい形・サイズのポケットになっているので、いろんなものを収納しています。


引出しの手前部分なのでとても取り出しやすいです。
下段ストッカー:【内寸高さ18cm】米びつ、大容量のボウルをシンデレラフィット収納

深さがあるストッカー部分には米びつやボウルなど、大きいものをいれています。
この米びつが高さ・奥行きがシンデレラフィット!ボウルと一緒にシンク下に置くことで、米研ぎの動線はバッチリです。
⑧【幅92cm】シンク下足元:キッチン消耗品の大容量ストック収納

シンク下の足元には、キッチンで使う消耗品のストック(ラップ、食洗機洗剤の予備など)やお掃除グッズを収納しています。
使用頻度は低いけれど、ストックを切らしたくないものを入れるのに最適です。補充したいときにすぐ取り出せるので便利です。
キッチン以外で使う消耗品(ティッシュやごみ袋など)はキッチン背面の0.5畳のパントリーにいれています。

【まとめ】リシェルSIは収納力も◎

リシェルsiのキッチン収納について、引き出しのサイズと収納しているものを紹介してきました。
1年くらい試行錯誤して作り上げた収納計画、とても使いやすくて気に入っています。
全8か所のサイズとシンデレラフィットグッズを知ることで、収納計画は格段に楽になります。ぜひ、この記事を参考に快適なリシェルsi収納を実現してください。
リシェルsiの魅力についてはこの記事でも熱く語っているので、ぜひご覧ください!




